明治という時代の気品を、そのまま銀に封じ込めた一枚。本品は、明治十三年(1880年) 新一圓銀貨(龍図)。
日本近代貨幣の象徴ともいえる龍図一圓は、単なる通貨ではなく、国家の威信・技術・美意識が結晶した工芸作品です。
躍動感ある龍の鱗一枚一枚、緊張感のある眼差し、そして静かに気品を放つ菊紋と植物文様。全体の輪郭は崩れず、銀特有の落ち着いた艶と、時代が育んだ深みを備えています。
過度な磨きや不自然な処理は感じられず、
自然な経年のみが刻まれた、わかる人にこそ響く佇まい。派手さで主張するのではなく、静かに格を語る一圓銀貨です。
•額面:一圓
•年号:明治十三年(1880)
•材質:銀900(Ag.900)
•重量:約26.96g
•直径:約38.6mm
•表:龍図・ONE YEN / 900
•裏:菊紋・桐と橡(かし)の枝輪
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